これはあかりさんの視点で書く「ゆるログ」記事なので、リサーチより感覚で書くほうがいい記事になります。そのまま書きますね!
大分に住んで気づいた、九州の「当たり前」
県外の友人と話していると、「え、それって普通じゃないの?」となることがあります。
大分に住んでいると「当たり前」すぎて気づかないことが、実は九州独特のことだったりする。そういうことをいくつか書いてみます。
温泉が「特別なもの」じゃない
これが一番大きいかもしれません。
大分に住んでいると、温泉は「旅行のとき行くもの」じゃなくて「ちょっと行ってくるもの」です。近所に共同浴場があって、100円とか200円で入れる。
友人に「近くに温泉があるから行こう」と誘ったら、「えっ旅行するの?」と聞き返されたことがあります。そうじゃない、歩いて5分のところに温泉があるんです、と説明したら驚かれました。
当たり前すぎて、自分では全然気づいていなかったことでした。
車がないと生活できない
これは九州というより地方全般かもしれませんが、大分では車がないと本当に困ります。
スーパー、病院、駅。何をするにも「まず車で」が前提。移動距離の感覚も違っていて、「30分くらいだからすぐ」という距離感で生きています。
東京から来た友人に「駅まで車で行くの?」と驚かれたことがあります。そう、駅まで車で行って、駐車場に止めて、電車に乗るんです。それが普通です。
かぼすが冷蔵庫にある
大分の家庭の冷蔵庫には、だいたいかぼすが入っています。
刺身にかける、とり天にかける、ジュースにする。全国生産量の96%が大分産というかぼすは、大分では「薬味」ではなく「調味料」に近い存在です。
スーパーに行けば袋に10個入ったかぼすが100円台で売っていて、秋には道の駅でどっさり売っています。
これも県外では「ゆず?かぼす?なにそれ」と言われることがあると知って、びっくりしました。
焼酎は麦か芋か
九州では「お酒といえば焼酎」という文化があります。
大分は麦焼酎が有名で、「いいちこ」や「二階堂」は大分を代表する銘柄です。鹿児島や宮崎に行くと芋焼酎になって、また風味が変わる。
居酒屋で「焼酎ください」と言うと「麦ですか、芋ですか」と聞かれる。この二択が当たり前なのも、九州らしい感覚かもしれません。
「どこどこまで何分」の感覚が違う
東京の人と話すと、移動距離の感覚がかみ合わないことがあります。
大分から福岡まで車で2時間。「近いね」と言うと、「全然近くない!」と言われます。
でも大分に住んでいると、2時間は「ちょっと遠め」くらいの感覚です。鹿児島まで4時間でも「日帰りできるね」と言う人が周りにいます。
広い九州で育つと、距離感のスケールが変わってくるのかもしれません。
地震・火山が「日常」にある
大分には別府温泉があって、その下には活発な地熱活動があります。地震は定期的にあります。阿蘇山が噴火すれば空が霞むこともあります。
これを怖いと感じる人もいると思いますが、大分に住んでいると「また揺れたね」「阿蘇が噴いてるね」くらいの感覚で過ごしています。
それが温泉につながっていると思うと、自然と共存している感じがして、嫌いじゃないです。
食べ物がとにかく美味しい
これは主観ですが、正直そう思っています。
魚が新鮮。野菜が美味しい。とり天もから揚げも、関あじも関さばも、かぼすも椎茸も。
大分を離れた経験がある友人が「戻ってきて食べ物の差に驚いた」と言っていました。住んでいるとあまり気づかないけど、外から見ると大分の食は恵まれているようです。
あかりが思うこと
こうやって書き出してみると、「当たり前だと思っていたことが、全然当たり前じゃなかった」ということばかりです。
温泉が近くにある。かぼすが安い。焼酎が美味しい。食べ物が豊か。
外から見ると「恵まれた環境だな」と気づくのに、住んでいると当たり前すぎて気づかない。
このサイトを作ったのも、そういう「気づかずに過ごしてきたこと」をちゃんと知りたいという気持ちからでした。大分のこと、九州のことを、もっとちゃんと知っていきたいと思います。